2019年5月25日

更新が送れ気味だけど、少しずつ記事を掲載する。

御嶽の惨事を忘れてはいない。
その後、遠く山々から噴煙を上げる御嶽を見るたびに手を合わせてきた。

飛騨頂上は、早くから入山可能であったが、タイミングが合わず、ずいぶん時間が経ってしまった。

チャオ御嶽から見上げる根子岳は、スマートな山に見えるが、その向こう2km以上にわたり御嶽山の峰々が続く。
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振り返ると、同じくどっしりと構える乗鞍岳。黒部五郎岳あたりから見るこの2つの山は、兄弟のように思える。

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濁河の登山口で朝を待ち、5:40に歩き始める。
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苔むした深い森を行く。

飛騨頂上には、8:30に到着。
五ノ池小屋は小屋空けの準備に忙しい。

摩利支天へと向かう。
背後には、根子岳とその向こうに、乗鞍岳、さらに向こうには薬師ほか飛騨山脈の山々。
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摩利支天山には、9:25着。
木曽御嶽山を眺める。手を合わせる。噴煙はない。

戻る。
三ノ池は未だ雪に埋もれている。
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根子岳へ向かうルートの途中、四ノ池すり鉢を見下ろし、小休止。
ツバメが空気を切り裂きながら、上空を舞う。
シューン・バシュン。

少し、仮眠。

11:00、気分は下山。
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神々や宿る森を抜け、12:50、駐車場に戻る。



そろそろ長靴のシーズンは終わりかもしれない。